雛人形を引き継ぐのはNG？控えたほうがよいこととは？

雛人形は、桃の節句・雛祭りで女の子の健やかな成長を願う「お守り」としての役割を果たします。
しかし、次世代に引き継ぐことは控えるべきとされています。


ここでは、その理由と雛人形を大切に扱うために避けるべきことを簡単にご説明します。


雛人形を引き継がない方が良い理由🎎

①「依代（よりしろ）」としての役割
　雛人形には神さまが宿り、特定の人を守る役割があります。
　そのため、新しい世代にはその子専用の雛人形を用意することが重要です。


②「常若」の思想を尊重✨
　日本文化では、新しく清らかなものを祝い事や神事に用いることが良いとされます。


③祖母や母の雛人形はその人専用
　家族の思い出として飾り続けることはできますが、次世代の子供には新しい人形を準備するのが望ましいです。



雛人形を扱う際に控えるべきこと🚫

①雑に扱う
　ホコリが溜まったり乱雑に保管するのはNG。丁寧に手入れし、湿気を防ぐ工夫をしましょう。


②飾りっぱなしにする
　桃の節句が終わったら、速やかに片付けましょう。「婚期が遅れる」という言い伝えもあります。


③他の人形や装飾品と混ぜる
　雛人形の神聖さが薄れるため、専用のスペースを確保してください。


④粗末な供養を行う
　雛人形をゴミとして捨てるのは避け、感謝を込めて神社や寺院で供養しましょう。



雛人形を供養する方法✨

①神社やお寺で供養⛩️
　人形供養を行っている神社やお寺に依頼するのが一般的です。供養料は数千円程度が目安です。

②郵送サービス📦
　近隣に施設がない場合は、郵送で供養を受け付けるサービスを利用するのもおすすめです。



まとめ✨

雛人形は女の子を守る特別な存在であり、役目を終えた後も丁寧に扱うことが大切です。🎎
次世代には新しい雛人形を準備し、供養を通じて感謝の気持ちを伝えることで、家族の幸せと伝統を守りましょう。🌸